・該当数　312/36480
　※2100年超を含む

未来の諸相
　※西暦末尾のアスタリスクは「年度」を意味する
　　例）2020*=2020年度

【未来動向―焦点】
2014 タイムリーな「スモールデータ」が注目を集める
2014 家電量販大手が坪単価20万円台の低価格住宅を販売
2015 沖縄県豊見城市で国内初の公道自動車レースが実現
2015 世界一の中国製スパコン「天河2号」が速度を3倍に高める
2015 化学大手がフィルム型の太陽電池とリチウムイオン電池を発売
2015 韓国済州島の海女文化がユネスコの無形文化遺産に登録される
2015 岩手県久慈市の玉の脇漁港で波力発電設備が供給を開始する
2015 血液検査で乳がんになりやすい体質を調べる技術が実用化
2015 米連邦航空局（FAA）が宅配用小型無人ヘリに飛行許可を与える
2015 茨城県日立市が買い物弱者支援の「移動スーパー」を試験運用
2016 ロックバンドのフェイセズが、この年以降に再結成する
2017 JR西日本が大阪環状線のすべての駅のトイレをリニューアル
2017 京都大と国内食品大手がトマトの全成分を解明（2014-17年）
2017 米国がケネディ大統領暗殺事件の未公開公文書の閲覧を解禁
2018 オランダのマーズワン財団が無人火星探査機を打ち上げる
2018 中国の都市化率が60％に達する（現状は54％）
2018 米国の合法大麻市場が102億ドルの規模に成長
2018

チベットの英雄叙事詩「ケサル王」の中国語訳が完成
2018 この年までに生徒を学習する教室が誕生する
2018 新技術でお客に新鮮な体験を提供する地元小売店が元気を回復
2018 個々のオンラインユーザーが専用のデジタルガードに守られる
2018 スマートな都市が市民生活を支援する
2019 出店料を無料化したネット通販が国内首位を達成
2020 UAEのドバイで中東初の万国博覧会が開催される
2020 中国の人民元が、この年までに自由化する（3中全会決定）
2020 国際海事機関（IMO）のシップリサイクル条約が発効
2020 京都大の英語講義が全体の30％を占める（現状は5％）
2020 京都大の国際戦略が留学生4300人、外国人研究者6000人を達成
2020 トンガ王国が再生可能エネルギーの割合を50％に高める
2020 中国から日本製品を購入する「越境EC」が2兆円に達する
2020 中国の故宮博物院が誕生600年を迎える
2020 曲面ディスプレイ、フレキシブルディスプレイが携帯電話に普及
2020 ベトナムの中間層、富裕層が人口の3割超を占める
2020 国内のスマート教育市場が
　　　 ハード1590億円、ソフト990億円に成長
2025 G8認知症サミットが認知症の治療法を確立
2025 出稼ぎ労働者のミャンマー帰国でタイの労働力が500万人不足
2030 都市部の自動車と公共交通機関が補完しあう関係になる
2035 月の赤道に太陽電池を敷設する「ルナリング」の建設はじまる
2040 人口1万人未満の市町村が3割に達し、地方が消滅の危機に直面
2046 ミャンマー、エーヤワディー川河口の自然が64％失われる
2060 英国の公的年金支給開始年齢が70歳になる（平均寿命に連動）

【未来動向―基盤】
2014 中国が一部の地域で一人っ子政策を緩和
2014 青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場が完成（10月）
2015 国際社会が温室効果ガス削減の自主目標を作成
2015 COP21が自主目標に基づく2020年以降の新しい枠組みを採択
2015 ビッグデータのための個人情報保護法改正案が国会に提出される
2015 EUが銀行破綻処理の一元化を実施（銀行同盟構想）
2015 政府が100の独法を1割以上整理統合する（目標数は80台後半）
2015 米国が銀行に「ボルカー・ルール」を適用（7月）
2015* 軽自動車と二輪車の軽自動車税が約1.5倍になる（新車の場合）
2015 韓国とオーストラリアのFTAが発効（1月）
2015 中国の貿易総額の20％が人民元建てになる（現状は14％）
2015 中国の人民元が日本円に続く第5の決済通貨になる
2015 第2回「G8認知症サミット」が米国で開催される
2015* 自己負担割合が2割の改正介護保険法が実施される（高所得者）
2015 韓国の仁川空港が、このころ飽和する
2015 東西ドイツ統一（ベルリンの壁崩壊）25周年
2015 ロシア主導の関税同盟（自由貿易圏）とベトナムのFTAが実現
2015 悪質な自転車運転者に講習が義務付けられる（6月）
2015 築地場外市場を守り立てる「築地新市場」が完成
2015* 医療分野の研究開発に関する総合戦略が
　　　 難病の新薬5種類以上を治験に持ち込む
2015* 医療分野の研究開発に関する総合戦略が
　　　 認知症の超早期診断法を確立する
2016 大都市圏の高速道路がシームレスな新料金になる
2017 国内の住宅向け太陽光発電が「グリッドパリティ」を達成
2017 給与の年収が1000万円を超える人が年間3万-14万円増税になる
2017 ドイツのメルケル首相（第3次政権）が任期を終える（12年目）
2017* JR西日本が「大阪環状線改造プロジェクト」を完了
2018 設計寿命（40年）に達した仏原発48基が運転期間を10年延長
2018 パキスタンが1人あたりGDP5000ドルを達成
2019 米国の原油生産がピークに達する（日量961万バレル）
2020 LNG輸出の自由化を進めるロシアが年間輸出量を4倍に拡大
2020 政府の「インフラ長寿命化基本計画」がまとまる
2020 世界の中間層人口が32億人に達する（現状は18億人）
2020 医療分野の研究開発に関する総合戦略が
　　　 iPS細胞を使って開発した新薬を臨床応用
2020 司法改革に取り組む中国が「司法の地方化」問題を解消
2020 中国の人民元がユーロ、米ドルに続く第3の決済通貨になる
2020 中国が農民の都市移住を一部可能にする（大都市は規制を維持）
2020 ベトナムの1人あたりGDPが3400ドルに達する
2020 国内の非住宅向け太陽光発電が「グリッドパリティ」を達成
2021 米国のシェールオイル生産がピークに達する
　　　（日量480万バレル）
2022 中国の名目GDPが米国を上まわり、世界一の経済大国になる
2022 中国が1人あたりGDP1万2000ドル超の高所得国になる
2023 北海道の新千歳空港が1日の発着枠を30便に拡大
2023 中部電力がすべての家庭にスマートメーターを導入
2023 北海道にPKOと離島防衛の専門部隊が新設される
2023 野生のシカが160万頭、イノシシが50万頭に半減
　　　（狩猟のICT化）
2025 パキスタンが長期計画「ビジョン・パキスタン2025」を実施
2025 次世代育成支援対策推進法が、この年までの10年間延長する
2030 世界の中間層人口が49億人に達する（現状は18億人）
2030 医療分野の研究開発に関する総合戦略が
　　　 ゲノムによる発がん予測技術を確立する
2030 政府の「インフラ長寿命化基本計画」が老朽化の事故ゼロを実現
2030 政府が新車販売に占める次世代自動車割合を5-7割に拡大
2030 中国がメタンハイドレートを実用化
2035 韓国が原発の比率を29％（原発数約40基）に高める
2035 英国の年金支給開始年齢が68歳になる（従来計画は2046年）
2038 日本の債務がGDP比で350％に達する（消費税率10％後）
2040 世界のエネルギー需要が2010年比で36％増加
2050 世界の認知症患者数が1億3500万人に達する
2050 中低所得国の認知症患者数が世界全体の71％を占める
2050 パキスタンが原発6基を新設
2077 日本の従属人口比率が上昇し、53％の消費税率が必要になる
2120 核兵器製造施設を含む英セラフィールド原発が廃炉を完了

未来に影響を与えた各種の会議、レポート、プロジェクト名

【海外】
・国連気候変動枠組み条約締約国会議（COP19）合意（ポーランド）
・潘基文国連事務総長のCOP19閣僚級会合演説
・北西太平洋地域海行動計画（NOWPAP）第18回政府間会合
・主要8カ国（G8）認知症サミット「G8認知症宣言」（ロンドン）
・国際移住機関（IOM）の調査発表
・国際海事機関（IMO）シップリサイクル条約（2009年採択）
・国際アルツハイマー病協会（ADI）
　「2013-2050年期間の認知症の世界的インパクト」
・博覧会国際事務局（BIE）総会
・海洋汚染防止条約（マルポール条約）付属書改正（2013年1月）
・中西部太平洋まぐろ類委員会（WCPFC）年次会合
・米連邦準備制度理事会（FRB）「ボルカールール」最終案
・米国、ケネディ大統領暗殺記録法（1992年制定）
・米エネルギー情報局（EIA）「年間エネルギー見通し（AEO）」
・欧州連合（EU）首脳会議合意案の共通防衛政策
・独第3次メルケル政権発足
・中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議（3中全会）採択文書
「改革を全面的に深める若干の重大問題に関する決定」
・中国国務院発展研究センター「中国経済成長の10年展望」
・中国国家発展改革委員会の東北地区物流業務発展計画（2012年）
・中国共産党指導部の中央都市化工作会議決定（北京）
・中国チベット自治区社会科学院
「ケサル王伝承芸人サンジュ説唱本」中国語訳
・東南アジア諸国連合（ASEAN）と日本の特別首脳会議
・インドネシアのインフラ整備計画総額合意（2012年10月）
・ラオスと日本の2国間航空協定締結交渉（ラオス側の目標）
・韓豪FTA交渉妥結
・韓国の第2次エネルギー基本計画案
・FTA交渉を加速させる露越首脳合意
・パキスタン「ビジョン・パキスタン2025」骨子
・ブラジル国家ブロードバンド計画（PNBL）
・トンガ王国「Tonga Energy Road Map 2010（TERM）」

【国内】
・防衛省の防衛計画の大綱（防衛大綱）案
・政府のインフラ長寿命化基本計画（2013年11月29日）
・社会保障制度改革に関するプログラム法（介護保険の改正部分）
・2014年度与党税制改正大綱に関する自民、公明両党の合意
・政府、健康医療戦略推進本部のための専門調査会
「医療分野の研究開発に関する総合戦略」案合意
・厚生労働省社会保障審議会介護保険部会、介護保険制度改革案了承
・厚生労働省「次世代育成支援対策推進法」延長案
・政府、農林水産業・地域の活力創造本部
「農林水産業・地域の活力創造プラン」決定
・NEDO「NEDO再生可能エネルギー技術白書」改訂版
・NEDO、日立製作所
「ハワイ州マウイ島におけるスマートグリッド実証事業」
・全国医学部長病院長会議の内閣府宛要望書（9月）
・文部科学省革新的イノベーション創出プログラムトライアル事業

【企業／大学全国区】
・米エクソンモービルのエネルギー需給見通し（2014年版）
・オランダのマーズワン財団、米ロッキード・マーチンの計画発表
・東京電力の総合特別事業計画（2013年末予定）
・自然エネルギー財団の「エネルギー基本計画」に対する提言
・孫正義ヤフー会長の「ヤフー！ショッピング」無料化表明
・パナソニック「ソーラーランタン10万台プロジェクト」
・サントリーホールディングス「天然水の森」中期目標
・JR西日本「大阪環状線改造プロジェクト」
・JR九州熊本支社、熊本朝日放送などの熊本駅活性化協議会
・三井不動産、遠雄建設事業「台湾林口アウトレット計画」（仮称）
・日本アカデメイア長期ビジョン研究会中間報告
・イオンモール、JR北海道グループ「イオンモールJR旭川」計画概要
・増田寛也北海道顧問ら研究会
「2040年、地方消滅」報告書（中央公論12月号）
・東京大学、佐渡市などの社会モデル研究事業
・信州大学の「信州大学地域戦略センター」開設（2013年10月）
・京都大学の国際戦略
・京都大学大学院農学研究科、カゴメ
「トマト・ディスカバリーズ講座」開設
・九州産業大学「ヒューマン・ロボティクス研究センター」設立

【自治体／地域企業／NPOその他団体】
・北海道安平町住民投票条例案可決
・北海道滝川市「公共施設マネジメント計画案」
・茨城県つくば市の中心市街地再生に関する最終報告書
・愛知県「あいちビジョン2020」素案
・大阪府教育委員会「チャレンジテスト」（仮称）構想
・荒井正吾奈良県知事「障害者差別をなくす県条例」制定方針発表
・滋賀県「再生可能エネルギー振興戦略プラン」（2013年2月）
・兵庫県、木質バイオマス発電事業計画
・愛媛県宇和島市「宇和島伊達400年祭」
・佐賀県地域医療再生計画
・熊本県（漁業調整委員会、内水面漁場管理委員会）のウナギ禁漁措置
・熊本県農業研究センター果樹研究所の「熊本EC11」開発
・宮崎県串間市教育委員会の中学統廃合計画案
・全国発酵のまちづくりネットワーク協議会総会
・クライメート・アクション・トラッカー（科学者によるNGO）の予測
・日本国際交流センターの移民特区構想
「アジアの青年を農村地域に移民として受け入れる事業」

課題
　近未来、未収録の未来などは次のとおり。

【今月登場した近未来】
・消費税10％の判断（7、8、9月の状況を見てのち）
・山口県議会「人口減少地域活力維持対策委員会」報告書（12月予定）

【今月登場した未収録の未来】
・医療IDの導入
・スネップ・ニートの未来
・ガス小売り全面自由化
・日本電子図書館サービス設立（講談社、KADOKAWAなど）
・再生医療の腎細胞（立体）による治療
・日本の「移民元年」
・原発ゼロの未来（エネルギー基本計画原案）
・化学合成メタンガス（e-gas）の普及（欧州）

【今月決着した未来】
・減反廃止
・COP19 自主目標方式合意
・ドバイ万博（UAE）決定
・猪瀬都政、長期計画公表中止
・イタイイタイ病決着（カドミウム腎症の救済）
・ヒトラー「わが闘争」出版禁止継続（独バイエルン州）
・中国の月無人着陸成功（嫦娥3号）

【用字用語】
1）安平=あびら（北海道）
2）胆振=いぶり（北海道）
3）富山村=とみやま村（愛知）
4）富樫=とがし（石川）
5）矢橋帰帆島=やばせきはんとう（滋賀）
6）名高山=なこうやま（高知）
7）中木庭=なかこば（佐賀）
8）北谷=ちゃたん（沖縄）
9）瑞慶覧=ずけらん（沖縄）

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